北朝鮮は9日、建国73周年に際して労働者や農場員らによる予備軍組織、労農赤衛隊と治安部隊・社会安全軍による閲兵式を行った。正規軍を動員せずにこうした閲兵式を行ったのは、経済制裁・コロナ禍・自然災害の三重苦の中で、国民に団結を呼びかけるためと思われる。だがその一方、金正恩総書記はいわゆる非社会主義行為に対する徹底的な取り締まりを主導し、国民の生活と思考を締め付けている。こうした実態は、国家がさも「国民