公式の税金制度が廃止されている北朝鮮。しかし、実際には様々な名目で税金が徴収されている。金正恩総書記は今年1月の朝鮮労働党第8回大会の結語で、「社会生活の各分野で現れているあらゆる反社会主義的・非社会主義的傾向、権力乱用と官僚主義、不正・腐敗、税金外の負担などあらゆる犯罪行為を断固阻止し、統制しなければならない」と述べたが、「税金外の負担」の表現を使うことで、税金の存在を認める形となった。(参考記事