かつての中国では、学校卒業後の就職先は、国から割り当てられるものだった。これを「統包統配」と呼んでいたが、各国有企業は終身雇用の余剰人員を大量に抱え込むこととなり、また、働き口のない若年層失業者が解消することはなかった。改革開放経済の導入に伴い、1980年代から10年以上かけて、徐々にこのような制度を廃止、企業と個人が契約を結ぶ形となった。このような制度が依然として続けられているのが北朝鮮だ。中国は全員