北朝鮮では、家畜伝染病のアフリカ豚熱(旧称アフリカ豚コレラ)が一時、猛威を奮っていた。一昨年には、北西部において豚が全滅するほど猛威をふるい、一時は収まったものの、今年に入って再び感染が拡大。5月には黄海北道(ファンヘブクト)沙里院(サリウォン)市の養豚場豚110頭の大部分が死ぬ事態となった。北朝鮮で、家畜の命を脅かすのは伝染病だけではない。今月に入ってからの長雨による被害も考えられるが、その前には高