北朝鮮は今に至るまで、国内における新型コロナウイルスの感染者の発生を認めていない。その一方で、高熱、咳などコロナ感染を疑わせる症状を少しでも見せた人を次から次へと隔離している。ところが、その隔離施設の環境の劣悪さから、コロナではなく別の病気で病死したり、ワイロを払って入所を逃れたり、症状が収まっていないのに早期退所したりする事態が相次いでいる。首都・平壌以外の13の道、直轄市で運営されている隔離施設