北朝鮮の故金正日総書記は1980年代、「白桔梗(ペクトラジ)事業」の名の下にアヘン栽培を始めた。また、覚せい剤の製造にも手を染め、輸出して多額の外貨を稼ぎ出したのだが、それが横流しを通じて国内でも流通。さらに、不足する医薬品の代用品として使われたりするなどして、中毒者が急増した。いつしか北朝鮮は、ジャンキーの国に転落してしまった。(参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女