中国との国境に接する北朝鮮・咸鏡北道(ハムギョンブクト)の茂山(ムサン)は、国内有数の鉄鉱石鉱山を擁することで知られている。その茂山で先月中旬、鉱山で使う爆薬を製造する工場の支配人が逮捕された。これに対して、地域住民からは疑問の声が上がっていると、咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。茂山郡安全部(警察署)に逮捕されたのは、茂山鉱山の「3.23工場」の支配人を務める50代のパク氏だ