北朝鮮の金剛山観光地区には、韓国の現代グループが巨額の投資を行い完成させたホテルなどがある。韓国から直接訪れる形の観光が行われていたが、2008年に韓国人観光客が朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士に射殺される事件が起きたのをきっかけに、中止されている。それから11年。一昨年の10月に現地を訪れた金正恩総書記は「見るだけでも気分が悪くなる」と、韓国側が建設した施設の撤去と、新たな開発を指示した。しかし、今に至るまで