日本と同様に、北朝鮮でも様々な法律が制定されている。ただ異なっているのは、その内容が公表されないことだ。法の全容がわかるのは、情報が国外に持ち出されてからで、それまでにタイムラグが生じる。それまでは、国内から漏れ伝われる条文の一部や、法に基づいた指示内容から、パズルのように組み立て、全容を推測するしかない。さて、昨年12月の最高人民会議常任委員会第14期第12回総会で採択された「反動的思想・文化排撃法」