深刻な少子化に悩まされる北朝鮮。国連人口基金が今年4月に発表した報告書によると、北朝鮮の合計特殊出生率(女性が一生で出産する子どもの数)は1.9人だ。調査対象となった198の国と地域の中で最下位となった韓国の1.1人、日本の1.4人よりは多いものの、人口の維持に必要な2.1人、世界平均の2.4人には及ばない。両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)の情報筋はその理由について、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材