トヨタ自動車は11日、同社の今後のものづくりに関する方針を発表し、2035年までに世界の自社工場のCO2排出量を実質ゼロにすることを明らかにした。同社は2015年に国内でもいち早く長期目標「トヨタ環境チャレンジ2050」を掲げ、2050年にグローバル工場のCO2排出量を実質ゼロにすることを発表していたが、今回その目標を引き上げた。新たな自動車の開発による脱炭素化に加え、工場においてまずはCO2排出量の多い塗装と鋳造の工程の