「ダメ銀行員だった」と語る千津さんは、東日本大震災を機に農業支援を行うNGOに転職。駐在先に決まったアフリカのウガンダでカラフルな布「アフリカンプリント」に心奪われ、農業ではなく、アパレル会社を起業する。子どもの養育費を稼げず自分を責めて生きていたウガンダのシングルマザー、4人の子育てを全うした母、多くの女性たちに新しい人生の彩りをもたらしたラッキーアイテムをめぐる転身物語──。【写真】大手メガバンク