奈良県大和郡山市の商店街に設置されていた「金魚電話ボックス」が、自分の作品に酷似しているとして、現代美術家の山本伸樹さんが、商店街などを相手取り、330万円の損害賠償をもとめていた裁判。大阪高裁(山田陽三裁判長)は1月14日、山本さんの請求を退けた1審判決を変更し、商店街側に55万円の支払いや金魚電話ボックスの廃棄を命じた。山本さんが逆転勝訴したかたちだ。●山本さんは「著作権侵害された」と主張問題となった