1999年、南天の「はえ(蝿)座」の方向に白色矮星と連星を成すパルサー(中性子星)が見つかりました。このパルサーを観測することで連星の相手である白色矮星の自転周期を求めるとともに、連星がどのように進化したのかを解き明かした研究成果が発表されています。研究の鍵となったのは、アインシュタインの相対性理論でした。■超新星爆発前に物質が移動したことで白色矮星の自転が加速白色矮星(左)とパルサー(右)から成る連