(高雄 9日 中央社)南部・高雄市内に日本統治時代から残る旧日本海軍の高雄警備府の建物(現・鎮海楼)が、同市の歴史建築に登録されることが決まった。同市政府文化局が7日に発表した。第2次世界大戦後期に左営港に設置された高雄警備府は、要港の警備や艦隊の後方を統轄した機関。旧日本軍は、本来漁港だった同港を軍事基地にする方針を定め、1940年代初頭から軍の施設や宿舎を相次いで建設した。43(昭和18)年には、離島・