世界有数の火山国、日本。常に噴火のリスクと隣り合わせで暮らす中で、GNSS(衛星測位システム)による地殻変動監視など、噴火予測技術は、大きく向上してきた。だが、マグマ活動推移の高精度な予測は難しく、突発的な噴火にいまだ苦しめられている。この現状を打開しようと、高エネルギー物理学や地球化学といった、従来は防災研究とは縁遠かった分野の研究者が独自の先端技術を武器に動き始めている。