大手鉄鋼4社の2017年4―9月期連結決算が出そろい、各利益段階とも軒並み大幅に改善した。18年3月期連結決算の業績予想でも、品質データ改ざん問題の影響が予想される神戸製鋼所を除き、そろって大幅増益を見込む。自動車産業をはじめとする鉄鋼需要の回復が背景にある。ただ、各社の好業績には原料価格の上昇に伴う在庫評価の好転といった一過性の要因に支えられた側面もあり、利益構造の抜本的な改善が急がれる。