信州では春になると作られる餅菓子「やしょうま」。お釈迦様が亡くなる直前にヤショという弟子が作った団子を差し出すと、それを食べたお釈迦様が「ヤショ、うまいな」と言ったという話など、その名の由来には諸説ある。作り方は地域や家庭によっても様々で、青のりや黒ゴマが入った細長い棒状の伝統的なものから、切ると断面に花模様などがあらわれるものまである。もともと各家庭で作り方が口伝えに受け継がれたり、絵柄のあるタ