蛭子能収が『論語』を、編集者に言われるまましぶしぶ読んでみて、それにコメントをつけていく語り下ろし形式の新書が『蛭子の論語 自由に生きるためのヒント』。知る者より楽しむ者がイケてる・子曰く、之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。(雍也第六二〇)【編集部訳】〔…〕その物事を心底楽しんでいる人にはかなわない。〔…〕ここを受けて、蛭子さんは自分の趣味である映画について、