生成AIはHRTechの「何を見ているのか」 7つの生成AI×30質問、986件の引用を分析。58.2%の情報源は「1つのAI」からしか引用されず

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【画像 https://www.dreamnews.jp/press/359382/images/bodyimage1】

HRTech主要6カテゴリーを対象に、ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexityなど7つの生成AIの引用元をSEOAIが調査

blocksky株式会社(本社:東京都、以下「blocksky」)は、AI検索最適化プラットフォーム「SEOAI」による調査として、HRTech領域における生成AIの引用元を分析した「HRTech AI引用構造レポート2026」を公開しました。

本調査では、「ATS(採用管理)」「タレントマネジメント」「エンゲージメントサーベイ」「人事評価」「労務管理」「採用媒体」の6カテゴリーについて、各5問、合計30問を設定。

ChatGPT、Claude、Gemini、Google AI Overview、Perplexity、DeepSeek、Grokの7つの生成AIを対象に調査し、986件の引用、337ドメイン、527ページを分析しました。

その結果、生成AIが参照する情報源は一様ではなく、AIモデルごと、さらにHRTechのカテゴリーごとに大きく異なることが明らかになりました。

調査結果(1) 58.2%のドメインは「1つのAI」からしか引用されていない
調査対象となった337ドメインのうち、196ドメイン(58.2%)は、7つのうち1つのAIからしか引用されていませんでした。
一方、7つすべてのAIから引用されたのは、以下の4ドメインのみでした。
・BOXIL
・ITreview
・カオナビ
・HRBrain
この4ドメインだけで全引用の10.3%を占めています。

この結果から、特定の生成AIで引用されていることが、そのまま「AI検索全体で評価されている」ことを意味するわけではないことが分かります。

今後のAIO/LLMO対策では、単純な引用数だけでなく、「何種類のAIから引用されているか=Model Consensus」を見ることが重要になります。

調査結果(2) AIモデルごとに、参照するサイトは大きく異なる
同じ30の質問を7つのAIに対して行ったところ、モデルごとに引用数や参照ドメインが大きく異なりました。

例えば、
・Gemini:337引用/183ドメイン
・Perplexity:208引用/135ドメイン
・DeepSeek:181引用/116ドメイン
・ChatGPT:77引用/70ドメイン
となりました。

また、AIモデル間で引用されたドメインの重複度を示す平均Jaccard係数は0.20でした。

つまり、複数の生成AIは同じWebを見ているように見えても、実際の回答生成時にはかなり異なる情報源を参照している可能性があります。

そのため、「ChatGPTで自社が表示されているからAI検索対策ができている」といった単一モデルだけでの評価では、AI検索市場全体での可視性を正しく捉えられない可能性があります。

調査結果(3) HRTechでも、カテゴリーによって「AIに引用される方法」が違う
さらに特徴的だったのが、同じHRTech市場の中でも、カテゴリーによって引用元の構造が大きく異なることです。

BOXIL、ASPIC、ITreview、ITトレンドの主要比較・レビューメディア4媒体が占める引用シェアを比較すると、
・タレントマネジメント:21.2%
・労務管理:19.8%
・ATS:13.3%
・エンゲージメントサーベイ:7.8%
・人事評価:7.2%
・採用媒体:0.6%
となりました。

タレントマネジメントでは比較メディアが重要な情報源となる一方、採用媒体ではNeo Career、Tracom、Wantedlyなど、サービス提供企業や採用領域の専門企業自身が情報源になっていることが分かりました。

この結果は、AIO/LLMO対策を単純に「業界単位」で考えるのではなく、ユーザーが何を比較・検討しているのかというカテゴリー単位で設計する必要があることを示しています。