共栄大学の学生が春日部市長・副市長らに地域活性化策を提案 ― 産官学金連携PBL「KASUKABE Insight & Action」最終成果報告会を開催

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共栄大学(埼玉県春日部市、学長:平林信隆)国際経営学部では7月21日、産官学金連携によるPBL型授業「特別講義G 〜KASUKABE Insight & Action〜」の最終成果報告会を開催した。同授業は、春日部市、地域企業・団体、金融機関、共栄大学が連携して実施する正規科目。全15回の前半の授業では春日部市について各分野の実務担当者が講義し、後半では学生が5班に分かれ、それぞれが設定した地域課題の解決策を具体化した。最終成果報告会では、春日部市の岩谷一弘市長、白子高史副市長、同市の政策企画課の職員、埼玉りそな銀行春日部支店長らが来校。学生らは班ごとに、観光客の市内滞在時間、若者が集まる場所の不足、春日部駅周辺の活用、空き家と若年層の流出、地域企業間のつながりなど、それぞれ異なる地域課題に着目し、地域活性化に向けた提案を行った。

 「KASUKABE Insight & Action」は、2025年度に実施した地域活性化に関する1回の特別講義を発展させ、2026年度から国際経営学部2〜4年生を対象としたPBL(プロジェクト型学習)として開講。春日部市役所、一般社団法人共力KASUKABE、一般社団法人春日部市観光協会、株式会社地域デザインラボさいたま、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社Doooxなどの協力を得て行われた。

 授業前半では、春日部市の行政計画、都市形成、情報発信、産業振興、地域企業、観光、地域金融などについて、各分野の実務担当者が講義。授業後半では、学生がチームごとに地域課題を設定し、調査や討議を重ねながら、課題の解決につながる企画を具体化した。

 最終成果報告会当日は、春日部市の岩谷一弘市長、白子高史副市長、同市の政策企画課の職員、埼玉りそな銀行春日部支店長らが来校。学生は5班に分かれ、授業を通じて学んだ春日部市の現状や地域課題を踏まえて、それぞれの視点から地域活性化に向けた解決策を提案した。

 岩谷市長は、市の職員をはじめとする大人は既成概念にとらわれることもあるため、若い世代ならではの発想を楽しみにしていたと述べた。その上で、春日部市に既にある地域資源を発展させる提案と、学生の視点による大胆な構想の双方を評価し、市の発展に向けて学生の提案を大いに参考にしたいとの考えを示した。

 平林学長は、学生が市役所、企業、金融機関などの関係者から話を聞き、春日部市の課題を見つめ、その解決に至るプロセスを考えたことに意義があると講評。また、市長をはじめとする来賓を前に自らの考えを発表する貴重な経験を得られたことについて、関係者への感謝を述べ、これからも共栄大学と春日部市とのさらなる共創を目指したいと語った。

 共栄大学では、今後も地域社会との連携を通じて、学生が現実の課題に向き合い、他者と協働しながら解決策を考える実践的な教育を推進していく。

■学生5班が提案した地域活性化策

【1】「しんちゃんと周る春日部の魅力 〜インバウンド消費増加に向けた地域経済活性化プロジェクト〜」

 「クレヨンしんちゃん春日部スタンプ巡り」を活用し、市内での滞在時間とインバウンド消費を増やす体験型スタンプラリーを提案した。

【2】「春日部市に海を取り戻そう! 春日部に水族館!? 〜宿泊客と若者を呼び込む、埼玉の海のない街の挑戦〜」

 春日部駅周辺に水族館を整備し、近隣施設や東武動物公園などとの連携によって、若者や宿泊客を呼び込む構想を提案した。

【3】「『また寄りたい』と思える春日部へ 〜通過する街から、立ち寄る街に〜」

 鉄道高架化によって生まれる空間を活用し、高校生、大学生、社会人が帰宅途中に立ち寄りやすい駅周辺をつくることを提案した。

【4】「『雇用』から『住まい』へ 〜空き家を活用したリモートワーカー誘致戦略〜」

 空き家の活用や高速インターネット環境への支援を通じ、春日部市をリモートワーカーが暮らす拠点とする施策を提案した。

【5】「ライバルが仲間になる日 〜企業対抗 茶柱立てバトル in 春日部〜」

 市内企業が参加するイベントを契機として企業間交流を促し、新たな企業連携やビジネスの創出につなげることを提案した。

■担当教員・授業支援者のコメント

◎伊藤大河 准教授(共栄大学 国際経営学部)

 本授業では、市役所、地域企業、観光協会、金融機関の皆様からお話を伺うだけでなく、学生自身が春日部市の課題を発見し、解決策として社会に提案するところまでを重視しました。学生たちは、チーム内で意見を出し合い、調査や検討を重ねながら、それぞれの提案を形にしました。市長、副市長をはじめとする地域の皆様を前に発表し、直接講評をいただいた経験は、学生にとって、大学での学びと実社会とのつながりを実感する貴重な機会になったと考えています。

◎南寛史 氏(株式会社Dooox)

 学生たちは、地域の課題を自ら見つけ、その背景や根拠を調査し、得られた情報をもとに解決策を考え、最後には多くの方々の前で成果を発表するところまで成し遂げました。この一連のプロセスを経験できたことは大きな財産であり、将来、社会に出た後にも生きる経験になったと考えています。

■授業概要

【授業科目名】 特別講義G「KASUKABE Insight & Action」

【開講期間】 2026年4月14日〜7月28日(全15回)

【対  象】 共栄大学国際経営学部2〜4年生

【授業形式】 PBL(プロジェクト型学習)

【担当教員】 共栄大学国際経営学部 准教授 伊藤大河

【協力機関・団体】 春日部市役所、一般社団法人共力KASUKABE、一般社団法人春日部市観光協会、株式会社地域デザインラボさいたま、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社Dooox

▼本件に関する問い合わせ先

共栄大学 国際経営学部

TEL:048-755-2932(代表)

メール:kyoumu@kyoei.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/