Microchip社、次世代システム向けに耐量子暗号対応ルートオブ トラスト コントローラ ファミリを拡充

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2026年4月30日[NASDAQ: MCHP] - PQC(耐量子暗号)への移行が業界全体で本格化する中、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社) は本日、Trust Shield PQC対応デバイスのポートフォリオを拡充し、TS1800プラットフォーム ルートオブ トラスト(信頼の基点)(https://www.microchip.com/en-us/products/security/prot)コントローラとTS50xセキュアブート コントローラを追加した事を発表しました。両デバイスは、進化するデータセンター、コンピューティング、防衛、通信、インフラストラクチャのセキュリティ規格をサポートすると同時に、欧州CRA(サイバー レジリエンス法)やCNSA 2.0(Commercial National Security Algorithm Suite 2.0)等の新たなサイバー セキュリティ規制にシステム設計者が対応できるよう設計されています。

TS1800は、外付けのプラットフォーム ルートオブ トラスト コントローラとして機能するIC(集積回路)で、ハードウェア アクセラレータを利用した耐量子暗号によるセキュアブート、セキュアなファームウェア更新、アテステーション、証明書処理を可能にします。これらのアクセラレータは、ML DSA (Module Lattice Based Digital Signature Algorithm)、LMS (Leighton-Micali Signature)検証、ML KEM (Module Lattice Based Key Encapsulation Mechanism)等、NIST(米国国立標準技術研究所)によって標準化されたアルゴリズムを実装しています。

Microchip社のsecure computing group担当副社長のNuri Dagdevirenは次のように述べています。「耐量子暗号への移行は、もはや将来の話ではありません。多くの組織が想定していたよりも早く、現実的な実装上の課題として目前に迫っています。Microchip社では、PQC対応をシステムの信頼の基盤に直接組み込む事で、お客様がこの実装課題に対処できるよう支援しています。これにより、新たな脅威や規格が登場しても、プラットフォームをセキュアに進化させる事ができるようになります」

TS1800の核となるのは、最大192 MHzで動作する高性能Arm(R) Cortex(R) M4Fプロセッサです。処理性能をMicrochip社の前世代のルートオブ トラスト コントローラの最大2倍に引き上げ、PQCワークロードが求める高い計算能力に応えます。アーキテクチャの強化とレギュレータの最適化で電力効率を維持しつつ、OCP (Open Compute Project)準拠の実装に必要なセキュアブート、ファームウェアの完全性検証、アテステーション、ライフサイクル管理等、高度なプラットフォーム セキュリティ機能をサポートします。USB 2.0(フルスピードおよびハイスピード)が追加された事で、I?CやSPI(シリアル ペリフェラル インターフェイス)と比較してファームウェアの更新時間が大幅に短縮されました。