「Googleの由来」と検索した時の検索結果画面

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 Googleは19日、質問されたキーワードに応じて、答えがウェブ上にある場合、該当する部分をわかりやすく表示できるようになったと発表した。

 従来、検索窓に入力された言葉を手がかりに、もっともそのキーワードに関連性の高い検索結果をウェブサイトへのリンクで表示してきた。今回の改定で、例えば、「Googleの由来」といった質問について、ウェブ上からその質問に答えている可能性が高い部分を検索結果の上方に表示する。

 実際の例として、「大阪の由来」と検索すると、従来の検索結果の上部に、下記のように表示される。

【地名の由来と変遷[編集]「大坂」という地名は、元は大和川と淀川(現在の大川)に間に南北に横たわる上町台地の北端辺りを指し、古くは摂津国東成郡に属した。この漢字の地名に関する最古の記録は、1496年、浄土真宗中興の祖である蓮如によって書かれた御文の中に見られる「摂州東成郡生玉乃庄内大坂」との記載である。もともと、蓮如が大坂と呼んだ一帯は、古くは浪速(難波・浪花・浪華)などが地域の名称として用いられていたが、蓮如が現在の大阪城域に大坂御坊(いわゆる石山本願寺)を建立し、その勢力を周辺に伸ばすに及んで、大坂という呼称が定着した。】

 この検索結果が表示されるのは、「○○の由来」、「○○とは」、「○○の定義」などの質問をしたときだ。