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ヴァリューズは1月16日、2014年のWEBサイト訪問者数ランキングをを発表した。

調査は、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を活用。2014年の流入上位サイト(1000サイト)について、サイト訪問者数を集計した。

2014年のサイト訪問者数ランキングは、1位が「Yahoo! JAPAN」、2位「Amazon.co.jp」、3位「楽天市場」という結果に。

2013年のランキングでも、1位は「Yahoo! JAPAN」となっており、集客力で他を圧倒。「Amazon.co.jp」と「楽天市場」は前年と順位が逆転しているが、ほぼ互角の訪問者数となっている。

また、サイト訪問者数ランキングを2013年と2014年で比較すると、上位では「NAVERまとめ」が2013年の19位から、2014年では10位と大きく順位を上げ、サイト訪問者数も前年比で109.3%と増加している。

スマートフォンの普及により、デバイスがPCからスマートフォンへ移行する中で、特に大規模サイトではPC単体でのアクセス数を伸ばすことが難しくなっているが、そうした背景下でも「NAVERまとめ」は着実な成長を見せている。

「NAVERまとめ」のようなまとめサイトや、昨年、急成長したキュレーション系ニュースサイトは、マスメディアとソーシャルメディアの中間に位置する「ミドルメディア」と言われ、コンテンツはTwitterやfacebookなどソーシャルメディア上で拡散されやすい。

最近ではSNSで話題となった出来事がマスメディアで取り上げられることもあり、ミドルメディアの集客力が高まっていると考えられる。2015年のランキングでは、さらにこれらメディアの躍進が見られるかもしれないとヴァリューズでは分析している。