意外!?「ビール」が持つビューティーパワー3つ
クリスマスや忘年会など飲み会が多くなる季節、飲み過ぎ食べ過ぎでニキビが…、体重が増えてきた…なんて事態に陥っている方もいらっしゃるのでは?ビューティー効果の高いアルコールといえば赤ワインが有名ですが、なんと「ビール」には、赤ワインより長時間身体サビを予防し、肥満を抑制する効果もあるとか!? 飲み会では、ビールを飲むと良さそうですよ。
■(1)身体サビを予防
キリンホールディングスの研究によれば、ビールを飲んだ場合と赤ワインを飲んだ場合を比較すると、同程度に血液中にビタミンEが残り、抗酸化力が高まるとのこと。実際、血液が酸化して作られる過酸化脂質の分量は、赤ワインの場合より低く抑えられたそうです。また、赤ワインは、飲んだ1時間後に体内の抗酸化力を高め、その後は減少していくのに対し、ビールは、飲んだ1時間後、そして4時間後と、2度抗酸化力を高める効果があるそうですから、長時間にわたって身体サビを予防します。
■(2)肥満抑制効果
同研究によれば、同じ内容の食事であってもホップ由来のビールの苦み成分と一緒に食べたほうが、体重の増加が抑えられたそうです。ビールの苦み成分には、血糖値の上昇を抑える効果もあるそう。飲み会の席では、から揚げやポテトフライなど、油と糖質の多い食べ物が出ている場合もありますから、そんな時はビールですね!
■(3)女性ホルモンUP
女性ホルモンには、お肌のターンオーバーを促す視床下部からの肌新生の信号を出す働きがあり、美肌作りに欠かせないホルモン。細野クリニックの細野院長によれば、100ccのビールを飲むと体内の女性ホルモンが約3倍に増加する、とのこと。また、ビールの原料となる「ホップ」には、体内で女性ホルモン様の働きをするフィトエストロゲンが含まれているそうですから、ビールが飲めない方は、ホップから作られたノンアルコールビールでもOK。
■ビールとセットで頼みたい食べもの 3つ
(1)豆腐フィトエストロゲンと言えば大豆イソフラボン。冷奴でもお鍋でも、豆腐を積極的に食べましょう。(2)キャベツサラダキャベツに含まれるミネラル「ボロン」には、エストロゲンを増加させる働きがあります。ボロンは、熱に弱いミネラルなので、サラダで食べましょう。
(3)ゴマゴマには、「リグナン」というフィトエストロゲンが含まれています。ただし、ゴマは外皮が堅くそのまま食べても栄養素を吸収できませんから、擦りゴマやゴマダレを選びましょう。
■おわりに
ビールに、ビューティー効果があるとは意外でしたね。けれど、お酒はお酒。適量を守って楽しく飲んで、美肌を保ちたいですね!(岩田 麻奈未/ハウコレ)
【参考】検証…乾燥肌を潤す秘策10日間主婦が喜びの涙 - 午後は○○おもいっきりテレビ 日本テレビhttp://www.ntv.co.jp/omo-tv/tokushu/070117.html
ホップの多彩な生理作用に関する研究 肥満抑制作用 - キリンホールディングスhttp://www.kirin.co.jp/company/rd/result/report/report_009_02.html