Google、Android 5.0 Lollipopの正式版を「Nexus」シリーズの一部機種に配信開始!ソースコードもASOPにて提供
GoogleがAndroid 5.0 Lollipopの正式版を提供開始! |
Google(グーグル)は3日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)やタブレット向けプラットフォーム「Android」の最新バージョン「Android 5.0(開発コード名:Lollipop)」の正式版を2014年11月3日(月)より提供開始したとお知らせしています。
具体的な機種名は明記されていないものの、まずはGoogleブランドのリファレンスモデル「Nexus」シリーズの一部機種に対して数週間かけて順次配信するとのことです。
GoogleではNexusシリーズのうち、既存の「Nexus 4」や「Nexus 5」、「Nexus 7」(2012および2013)、「Nexus 10」およびGoogle Play EditionにAndroid 5.0 LollipopのOTAによるソフトウェア更新を提供することを案内しています。
また、すでに2014年10月17日(金)より開発者向けにSDKが提供されているほか、11月3日からソースコードについてもAndroid Open Source Project(AOSP)にて公開されています。
Android 5.0 Lollipopでは5000以上の新しいAPIが導入されたり、新たにメモ帳からデザインされたフラットデザインかつ見やすいカードデザインを採用した「Material Design(マテリアルデザイン)」に変更され、見た目も洗練される上、視認性や使い勝手も良くなるとされています。
この他、これまでテスト導入されていた新しいJavaランタイム「ART(Android Runtime)の正式導入や通知拡張、グラフィックス強化、64bitプロセッサーをサポート、バッテリー持ちの改善などが行われています。
記事執筆:memn0ck
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