笑ってゴメン! 正直面白かった同僚の失敗「有給をとった日に出勤」「上司に『お父さん! 』」

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社会人として働くからには、仲間との和も大切にしなくてはなりません。仲間の失敗を笑うようなことはもってのほか......ですが、面白いものは面白い! ときには、つい吹き出したくなるような失敗を見かけることもありますよね。今回はそんな、思わず笑ってしまった同僚の失敗を、社会人500名にこっそり教えてもらいました。

■トラブルin電話対応
・「内線で『お電話ありがとうございます』」(男性/25歳/通信)
・「バイト時代の癖で、電話に出て『いらっしゃいませ』と言ってしまった人がいた」(女性/23歳/機械・精密機器)
・「新人がはじめて営業電話をかけたときに、丁寧に話さなければならないと緊張しすぎたのか時代劇口調になっていた」(男性/44歳/その他)

時代劇口調の語尾は「ござる」でしょうか? ちなみに私は、仕事の電話を切る際に「ごちそうさまでした」と言ってしまった苦い経験があります。

■頑張れ後輩たち!
・「事務所に戻るはずだった部下から、間違えて自宅に戻ってしまったと連絡がきた」(女性/24歳/金融・証券)
・「月イチでまわってくる朝礼当番のときに限って、寝癖がついているかわいい後輩君」(女性/29歳/情報・IT)
・「後輩が、年休をとっている日に間違えて出勤してきてしまって、笑ってしまった」(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)

この程度の失敗なら笑って許せますよね。かわいい後輩のおかげで、職場の空気が和むかも。

■噛み噛みトーク
・「社長があいさつで噛みすぎて、何を言っているのかわからなかった」(女性/31歳/アパレル・繊維)
・「先輩が『おせわになっておりまる』と言っていた」(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)

一度噛むと、なんだか調子が狂って何度も噛んでしまうのはなぜなのでしょうか? 相手が社長や先輩だと、笑うに笑えませんよね。

■しっかりしてよ、上司!
・「上司が探し物をしていたので『何を探しているのですか?』と聞いたら、『メガネがない』と言ってきたが、しっかり目にメガネをかけていた」(女性/33歳/金属・鉄鋼・化学)
・「上司が怒ったときに、怒った相手の名前をずっと間違えていた」(男性/38歳/情報・IT)

名前を間違えられたままずっとお説教されていた方......災難でしたね。

■言い間違い三連発
・「『お父さん!』と上司を呼んでいた」(女性/31歳/その他)
・「会社でとなりの人が『お母さん』と言ってきた」(女性/27歳/小売店)
・「海外で仕事していた人が『どっち?』と聞きたかったのか、『Which one?』を『どっちワン?』と聞いてきた」(女性/27歳/その他)

「どうしたんだい○○」とお父さん口調で返事をしたり、「こっちワン!」と犬語で返したり。その後の展開が楽しめそうな言い間違いですね。

■恥ずかしい読み間違い
・「『出汁』を『でじる』と3回大きな声で読んだ」(女性/26歳/食品・飲料)
・「上司が漢字の読みをまちがえていたが誰もつっこめずにいたところ、パートのお掃除のおばちゃんがつっこんでいた」(女性/36歳/金属・鉄鋼・化学)

「出汁」は「だし」と読むのが正解。漢字の間違いはよくあることですが、堂々とはっきり間違えてしまうと、相手も流すに流せない......。

■まるでコント
・「上司と私を間違えて上司にタメ口きいて、ものすっごい怒られていた」(男性/35歳/機械・精密機器)
・「上司の悪口を言っていた後輩のうしろに、その上司が立って聞いていた」(男性/33歳/機械・精密機器)

タメ口は謝れば済むことのように思えますが、悪口を聞かれるのは......。社内だけのこととはいえ致命的!

■もはや語り草!?
・「取引先の社葬で同僚が御焼香したあと、額に抹香がこびりついていた」(女性/26歳/情報・IT)
・「取引先の前でエレベーターに挟まった同僚」(女性/26歳/情報・IT)
・「出張先のホテルをチェックアウトした先輩が、タクシーに乗ったときにホテルのスリッパを履いていたことに気づいた」(女性/25歳/小売店)

こういった伝説を持つ同僚がいると、飲み会でのネタに困らなくて良いですね。

■ニヤリと笑いたくなる瞬間
・「嫌いな主任が、部長に怒られているところを見たとき」(女性/22歳/医療・福祉)
・「新しいプロジェクトをはじめたチームの行動が、あまりにもブレ過ぎていて笑える。きっと失敗すると思っている」(女性/33歳/その他)

「ほくそ笑む」という表現が合いそうな、笑いたくなる瞬間です。

笑っちゃダメだと思うほど、なぜか笑いたくなってしまうもの。深刻なミスでないならば、周囲の人たちに笑ってもらった方が、ミスをした人も救われるかもしれませんね。ただし、人の失敗を笑っていると、明日は我が身かも。面白くてつい吹き出してしまったあとは、失敗した人をフォローすることもお忘れなく。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

調査時期:2014年10月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人500人(インターネットログイン式アンケート)