「新生」宮崎日大が延岡学園を圧倒！

エース杉尾（宮崎日大）

　甲子園出場から遠のいていた宮崎日大は、同校OBでプロ経験者の榊原聡一郎氏が監督に就任(8月1日付)。新たな歴史をつくるべく、まさに新チームとしてスタートラインに立ったばかりであるが、早くも破竹の勢いをみせている。

【宮崎日大の地区予選結果】1回戦：10対0佐土原(6回コールド)2回戦：6対2宮崎農業代表決定戦：9対0宮崎南(8回コールド)

【本試合】準々決勝：7対0延岡学園(7回コールド)

　宮崎日大は、昨チームからエースナンバーを背負う杉尾が、7回を被安打3・四死球2・奪三振6・失点0に封じこむと、強力かつ堅実な攻めが火を噴き14安打・5犠打。守りは無失策。

　どのチームも、多くの課題と未熟さが浮き彫りになる新人戦ではあるが、宮崎日大に限っては、この時期にして文句なしの仕上がりで秋季大会のシードを獲得した。

（写真・文＝三角 竜之）