漫画家としても素晴らしいんです! - 宮崎駿監督
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 宮崎駿監督が、漫画のアカデミー賞といわれるアイズナー賞で殿堂入りを果たした。これは漫画業界に長年貢献したアーティストをたたえるもので、日本からはこれまでに手塚治虫、小池一夫、小島剛夕、大友克洋の4名が選出されている。

 アイズナー賞はアメリカで最も権威のある漫画賞の一つで、1985年から1987年に行われていたカービー賞を引き継ぐ形で1988年よりスタート。今年は宮崎監督のほか、「ウォッチメン」「Vフォー・ヴェンデッタ」のアラン・ムーア、「バットマン」「グリーンランタン」のデニス・オニールなど計7名が殿堂入りした。候補として名前が挙がっていた「らんま1/2」などの高橋留美子は惜しくも殿堂入りを逃した。

 アイズナー賞のサイトでは宮崎監督を「日本の偉大なアニメ映画監督としての一面が最も知られているが、漫画家としても世界中でたたえられている」と紹介。代表作としては映画化もされた「風の谷のナウシカ」「風立ちぬ」「飛行艇時代」のほか、「長靴をはいた猫」「シュナの旅」などが挙げられている。(編集部・市川遥)