レンジで温め、冷凍庫で冷やすぬいぐるみ「HOCL」。ラベンダーアロマ入り

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7月9日から7月11日まで東京ビッグサイトで開催されている商談展、GIFTEXワールド2014/国際雑貨EXPOより。

ウィズは、温感・冷感ぬいぐるみ「HOCL(ホックル)」を展示しています。

柔らかい素材のぬいぐるみを夏場に持つと暑く感じますが、それを解決するため冷凍庫で冷やし、逆に寒い冬はレンジで温めてカイロのようにしてしまう製品です。

ぬいぐるみの中には天然由来のラベンダーを含む「ナチュラル素材」が入っています。蓄熱性があり、繰り返し使うことが可能。詰め物は適度な重さがあり、温めてお腹や肩に乗せるとリラックス効果も期待できるとうたいます。

ブースで説明を受けていると、冷えたてのラッコが出てきました。柔らかいぬいぐるみの感触と同時にじわじわ伝わってくる冷たさで不思議な気分になります。

次にレンジで温めたばかりのイヌを手に取ってみます。ぬいぐるみ中心部から優しく温かさが伝わってくるので、生きたペットの体温のようとはいわないまでも、気持ちが落ちつく感じがします。

冷やす場合は冷凍庫で1時間冷却、温める場合は電子レンジ500Wで90秒加熱します。展示品は詰め物とぬいぐるみ本体を分けられず、丸ごと冷凍庫または電子レンジに入れなくてはなりません。衛生面やメンテナンス性向上のため、ぬいぐるみにファスナーを取り付けて詰め物だけを冷却・加熱できるよう改良するとのこと。確かに冷凍庫を開けたらぬいぐるみが出てきたり、電子レンジでぬいぐるみが加熱されている画を想像するとなかなかにシュールです。

本製品は1つのぬいぐるみ+詰め物で冷感・温感どちらの用途にも利用できるのが特徴です。
同社では、吸水ポリマー入りのポリエステル製ぬいぐるみを冷蔵・冷凍する「冷えぐるみ」を2012年より販売。また、他社からはぬいぐるみの中に蓄熱材が入った温感タイプの製品は以前より販売されており、2006年には蓄熱材の破裂によるリコールが発生したこともありました。

ラベンダーの匂いが飛んでしまった場合など、詰め物を別売りする予定は現在ありません。ぬいぐるみの種類は、ヒツジ、イヌ、クマ、ラッコなど全6種類。価格は上代で税別3500円、10月末発売予定。

なお、本EXPOは商談展のため一般入場ならびに18歳未満の入場はできません。