世界の睡眠事情。裸寝る人が多い国「国民の1/3が裸で寝ているイギリス」

写真拡大

たとえば習慣や儀式など、各国の睡眠に関する事情の違いが露わになりました。各国の文化の違いで、例えばある国民は裸で寝、またある国は毎日ベッドメーキングをするようです。では各国の興味深い違いを見ていきましょう。

この調査は22歳から55歳までの人を対象にアメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、ドイツ、日本の1500人に睡眠に関する調査したものです。

62%のメキシコ人、またおよそ半数のアメリカ人は寝る前にお祈りや瞑想を行っている事が分かりました。

裸で寝る人が多い国の第1位はイギリス人でおよそ国民の1/3が裸で寝ている、と回答し、また寝る前には紅茶など気持ちが安らぐ飲み物を飲んでいると答えています。

使用する枕の数は日本を除く全ての国で2個でした。ちなみにもちろん皆さんご存知だと思いますが日本人のほとんどが枕を1つしか使わないですね。さらに全く枕を使わない人もおり、日本とメキシコで10人に1人でした。

就寝前に最も多い習慣はあらゆる国でテレビを見る事でした。

ここでもう一つ面白い文化の違いがあらわに。ほとんどの日本人が毎日ベッドメーキングをする習慣がなく、20%にとどまったのに比べ、メキシコ人の82%は毎日ベッドメーキングをするようです。

また週に1度以上のペースでベッドシーツを変える人もメキシコ人が最も多く4人に一人が行っているのに比べ、日本人の1/3は3週間以上ベッドシーツを変えないと答えています。

10人に1人のメキシコ、イギリス、ドイツ人は寝室に良い香りがするとフレッシュな気分になり、よりリラックスできる、と答え、およそ4人に3人のアメリカ、カナダ人も共感しています。

最後に睡眠時間の話です。全ての国において皆さん休日は平日より平均45分長く睡眠を取っているようです。

またアメリカ人と日本人の平日の平均睡眠時間は6時間半で他国より30−40分睡眠時間が短い事も分かりました。

ホテルでは枕が必ず2つあるのが納得できますね。日本人はシーツを頻繁に交換する習慣がないのもきれい好きで知られる日本人としては意外だと思いませんでしたか?

参考:Who sleeps naked? Global sleep survey offers surprises
http://www.mnn.com/health/fitness-well-being/stories/who-sleeps-naked-global-sleep-survey-offers-surprises