広州恒大のマルチェッロ・リッピ監督が、『フォックス・スポーツ』のインタビューで、ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督、ローマのルディ・ガルシア監督、ミランのクラレンス・セードルフ監督について言及している。

「コンテは素晴らしい結果を残している。ユーヴェを率いるという夢をかなえた。彼がトリノを離れるかもしれないという記事を読むが、彼のことを知る私は、彼のユーヴェに対する愛情から、欧州で何か重要なことを成し遂げるまではユヴェントスを離れないと感じるね」

「先週、ローマにいて、私とともにワールドカップを制した（ダニエレ・）デ・ロッシや（フランチェスコ・）トッティとあいさつした。そのときにガルシアとも知り合ったよ」

「彼には、国外で彼のローマはあらゆる面で素晴らしいイメージを与えていると伝えた。技術的・戦術的にも、組織面でも、何より精神面でもね。団結し、考えが一致している。ゴールの瞬間には全員が立ち上がるだろう。ローマのイメージはとても素晴らしいものだ」

「クラレンスはインテルで指導したことがある。彼には選手として素晴らしい経験があるね。チャンピオンズリーグを４度も制した。来季に向けてすでに選ばれていたから、（マッシミリアーノ・）アッレグリの後任がセードルフになったのは普通のことだ」

「私が特に好きな彼のパーソナリティーの一つが、彼はいずれにしても彼の道を進んでいるということだ。ミランは客観的に困難な時期にあり、おそらくは３、４人を除いて素晴らしいクオリティーがあるわけではない。だがそれでも、彼はミランにあの素晴らしいチームのメンタリティーを取り戻させようとしている。４人のアタッカーで戦うのはリスクだが、彼は冷静に始めているよ」