「こたつ用消臭剤 YST-107」(山善)。足の臭いを重点的に除去する

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東京もそろそろコタツのシーズンがやってくる。コタツに入ってテレビを見たり、マンガを読んだりしてゴロゴロするのも気持ちいいのだが、その反面、友人や家族が来るとちょっと気になることがある。それはコタツの中にこもった足の嫌な臭いだ。やっぱり気になるこの問題をなんとか緩和する方法はないものだろうか。

そこで、最近発売になったアイテムが「こたつ用消臭剤 YST-107」(山善)である。これ、名前の通りコタツ内の脱臭が目的なのだが、おもしろいのは「足の臭いを重点的に除去する」という点だ。

本体内に「活性炭脱臭」「バイオ消臭」「銀AG+除菌」の3つの成分を配合しており、それをコタツのコードフックにぶら下げておくだけでよい。また、一般的な吸着型消臭剤は、吸収できる量以上に臭いが貯まると、その成分を再放出する仕組みだが、同アイテムはサイクル消臭機能により、再放出がほとんどないという。

「コタツの中の足の臭いが気になるというユーザーの声が増えたことで、商品開発にいたりました」(山善担当者)とのこと。うーん、家族の中に、足の臭いのキツイ人が結構いたりするんだろう。コタツってどうしてもいろんな臭いがこもりがちだものな……。

ちなみに、同アイテムの3つの成分の特徴は以下の通り。
・活性炭脱臭:即効性に優れた活性炭の吸着作用によって悪臭ガスをすばやく脱臭
・バイオ消臭:人口酵素の触媒反応によって持続的に悪臭を元から分解・消臭。この効果により2年間使用可能
・銀AG+除菌:AG+により、浮遊するブドウ球菌や大腸菌もフィルター正面に接触することで無力化

あと気になるのは、こたつの中に長期間入れることで、熱による消臭剤へのダメージはないのか。
「内部のフィルターは300度までOKなため、安心して使用できます。ただし、消臭効果は約2年なので、2年を目安に新しいものと取替えてください」(同担当者)
そうか、耐用年数をきちっと認識していれば、効果は持続するわけだ。

コタツはほどよい暖かさなので、ついうとうとしてしまうもの。足の嫌な臭いを気にする必要がなくなったからといって、油断してそのままぐっすり寝こまないように注意しましょう!
(羽石竜示)