閉会式には「はにゅキャラ」をはじめ、埼玉県のゆるキャラが大集合

写真拡大 (全11枚)

11月23日、24日に行なわれた「ゆるキャラさみっとin羽生」。話題のイベントを今年、初取材! グランプリが発表された24日の模様を早速レポートしちゃいます。

羽生駅から出ているシャトルバスで揺られること約30分(遠っ!)。会場の羽生水郷公園に着くと、わかってはいたけれど、ものすごい人の数…。入るとすぐにあるご当地グルメコーナーでは100店鋪ほどが出店し、自慢のご当地グルメを販売している。そこで、ゆるキャラそっちのけで、まずは一息…と、食べ物を見てまわっていたのだが、その間中もあちこちで、ゆるキャラがアピールしてくる。そういえばこの前日、376体ものゆるキャラが大集合し、ギネスブックに認定されたんだっけ…。

…って、ゆるキャラが主役だから当たり前。中でも目にとまったのは、福島県金山町の「かぼまる」と福島県焼津町の「うとちゃん」(関連写真参照)。頭は赤カボチャ、温泉の桶に浸かっているような姿の「かぼまる」に、トラが牛の顔を頭にかぶっているという斬新な「うとちゃん」。どちらも愛らしい。写真を撮るタイミングを失ってしまったのだが、「うとちゃん」には「うとこちゃん」というガールフレンドも! 

また、背後のステージでは数少ない、喋れるゆるキャラとしても知られる兵庫県尼崎市の「ちっちゃいおっさん」が「ちっちゃいおばはん」と夫婦漫才のような掛け合いでPR中。今回、ステージは全部で4つあり、各ステージで様々なゆるキャラが自分のPRをすることになっていたのだ。

さくっと腹ごしらえをした後は、キャラクター出展ブースへ。ここがまた、さらにスゴイことに。3歩歩けば、ゆるキャラに当たる、というくらい、ひしめき合っていて、みんな必至にPRしている姿が健気! 

企業系のキャラクターも多く、知っているキャラもちらほら。日清『チキンラーメン』の「ひよこちゃん」も発見。やっぱり安定の可愛さで、思わず芦田愛菜ちゃんを思い出したり…。個人的に嬉しかったのは、ポイントサービス『ponta』の「ポンタ」に会えたこと! 何も考えてなさそうに見える(!?)おちょぼ口と、でべそがキュート。短足すぎて、ものすごく歩きにくそうなところがまた可愛い。ちなみに今回、ポンタは「企業・その他ゆるキャラ部門」で3位を獲得する人気ぶりだった。また以前コネタで紹介した居酒屋『つぼ八』の「つぼっち」は同部門で170位。来年はもっと頑張って!

ところで、羽生で開催されているだけあり、「ムジナもん」をはじめとする羽生市出身のゆるキャラ、通称「はにゅキャラ」たちも大活躍。左の閉会式の写真で、後列にいるほとんどが「はにゅキャラ」。正直、ものすごく可愛いわけじゃなく、ちょっと微妙(!)なところが、なんだか憎めなくてツボだ。

羽生に限らず埼玉県には、ゆるキャラが多いのだが、個人的に気になっていたのが、志木市のカッパ「カパル」と草加市の「パリポリくん」。残念ながら今回「カパル」には会えなかったのだが、「パリポリくん」には遭遇。しゃがんでポーズまでしてくれて、さらにクリアファイルももらえて大満足! というのも、歩いているとPR用のグッズをもらえることがあり、それもお楽しみなのだ。

また、『恋するフォーチュンクッキー』を並んで踊ったり、大縄跳に挑戦したり、握手し合ったり、ゆるキャラたちのわちゃわちゃした雰囲気が楽しくて、すっかりテンションがアップしてしまった。

と、実はここで言わなければならないことが…。そんなこんなで楽しんでいたところ、グランプリ発表のステージに出遅れてしまい、マスコミの撮影場所まで辿りつけず。なんと、今年のグランプリ、栃木県佐野市の「さのまる」の写真が撮れていません(キッパリ)! 2位の「出世大名家康くん」や3位の「ぐんまちゃん」も…。かろうじて、小さくステージ上の「さのまる」は写っているのだが、ものすごい人だかりで前に進めず。どうかご勘弁を! 

やっぱりコネタとしては売れっ子よりも、まだまだこれからのゆるキャラたちにスポットをあてないと(ちょっと言い訳)。ぜひ関連写真もチェックしていただきたい。そして、グランプリの順位はこちらで! 

それにしても、ゆるキャラのパワーってすごい。もちろん好きだからかもしれないけれど、見ているだけで癒されるし、元気になれるのだから! もともとキャラクター好きなので、ついつい可愛いキャラに目がいきがちなのだが、来年も行くことがあったら、キモカワ系とか、ぶさカワ系のゆるキャラを積極的に取り上げるのもいいかも。とにかく年に一度のお祭りは、ゆるくて熱かったです!
 
ゆるキャラグランプリ2013 公式HP