シールズ「デミアンは最高の柔術家」
──ところで今日はギルバート・メレンデスのエルニーノ・トレーニングセンターでトレーニングをしていたけど、君の弟のクレメントとも一緒に汗を流していたね。彼の成長をどのように受けとめているのだろうか。
「弟は運動神経が発達しているし、僕の練習相手として十分な力を持っている。僕を相手にドライブできるくらいだからね。あの体力で、僕は痛い目に合わされている。クレメントのおかげでタフによりタフになれるんだ」
「間違いなく、メイン・パートナーの一人だよ。クレメントはBJJのトーナメントで類まれな才能を見せている。彼はプロフェッショナル・ファイターじゃないけど、確実にここにいるトレーニングバートナーの中でベストの一人だ」
──試合に向けて、何か特別なトレーニングは課しているのかい?
「いろいろ、良く似たことをやっているように見えるかもしれないけど、確実に僕に合った練習を積み重ねている。もちろん、コンディショニングやストレングスに合せて、調整もしているしね。ただ、コンディショニングとストレングス・トレーニング、そして柔術の練習に力をいれているかな。この5Rの試合には、最高のコンディションで臨みたいんだ。過去2戦の相手の柔術は恐れるに足りなかった。試合で極められる心配も必要なかったんだ。マイアは違う。僕を極める力を持っている。対戦相手が自分をタップする力を持っているという状況で戦うのは、本当に久しぶりだ。だからこそ、自分の柔術を真剣に磨いているんだよ」
──サブミッション・グラップリングだけの戦績でいえば、ADCCでも世界を取っているマイアに分があるように感じるけど、実際のところジェイクの2005年のADCC世界大会での活躍は非常に印象に残っているよ。
「僕もデミアン・マイアも、揃って最高の柔術家だ。彼もずっと長い間、自分が極められるかもしれないという心配なしにMMAを戦ってきたに違いない。MMAは何が起こるかは分からない。でも、極められるという意識は僕も彼も持たずに戦ってきた。彼のような相手と戦うと、少しのミスでトライアングルや腕十字に捉えられるか、バックを許すことになる。サブミッションに対する認識が変わる試合になる。僕はエド・ハーマン戦で過ちを犯した。サスペンションもとても短いものだったけど、もう、あんな過ちは犯さない。これぐらいの罰則期間で済んだ幸運をしっかりと生かさないといけないと思っているんだ」