(そういう世代なの。だってだってだって、昭和の男なんですもの……)

 

●カレールーなど(韓国ほかアジア各国)

イギリス経由とはいえ、カレーってインドから来たものですから、アジアの国なら、どこでもそれなりのカレールーって入手できそうな気がしますけど、日本製のカレールーは、お土産に喜ばれるのだとか。

 

●柿ピーや乾き物のおつまみ(ドイツほか)

ドイツやベルギーの友人は、柿ピー(柿のタネとピーナッツをまぜたおつまみ)や、スルメやカワハギなどの乾き物のおつまみを、卸業者から買って帰ります。

ビールのつまみに最高なんだとか。この友達は、新橋(注:東京にあるサラリーマンの聖地と呼ばれる安価な飲み屋が集まる街)に連れて行った時、非常に喜んでいましたので、単に酒飲みオサーンの味の好みは、世界共通というだけなのかもしれません。(「新橋のガード下で飲む時は、ネクタイを頭に巻くのがサムライの作法だ」と吹き込んだことは、もう時効でしょう。他のお客さんと盛りあがってましたけどね。)

 

●焼き鳥屋や飲食店の時間決め食べ放題(中国)

かなりの確率で、中国からの団体さんは、食べ放題好きな人が多いです。

個人でやってる焼き鳥屋さんや、飲食店と交渉して、明朗会計・食べ放題にしてもらうと、すごく喜ばれます。

なんでも、日本にも中国人が経営する旅行会社があるけど、マージンが加算されていてかなり高くなっていることが多いらしいですね。そんなわけで、お会計を心配せず、安心して好きなものをたくさん食べられるイベントを設定してもらえると、とても楽しいのだとか。

 

●温泉の素などの入浴剤(カナダ、ノルウェー)

年配の方や、女性の方は喜んでくれる方が多いですね。寒い国だから、体が温まるものは実用的なんでしょうか。そういえば、温泉って、病気やけがの治療のために入るもので、国によってはお医者さんの処方箋がないと入れない国もありますからね。ちなみに、使い捨てカイロについては、意見が半々でした。衣類で寒さを防ぐことを徹底する習慣が根付いているからかもしれません。

 

まだまだありますが、今日はこのへんで。

身近に私たちが接しているものほど、外国の人にとってみれば、珍しいものばかり。友好を深めるためにも、新しいビジネスを模索するためにも、こういったことを研究してみるといいかもしれませんね。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「松沢直樹」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?