――今回の対戦相手、ホノリオ・バナリオというファイターは大石選手の長いキャリアのなかでも、あまりいなかったタイプのファイターだと思います。

「試合経験は少ないのですが、上手いですね。攻める場所、抜く場所を持っていて。攻める場所での攻撃が的確で、本当に上手くて技術が高い選手です。まぁ、チャンピオンなんでそれはそうなんでしょうけど」

――気を付けたい部分はどこですか。

「スタンドで上手く当てて来るんで。タイミングを変えたり、足も手も使えるのでリズムが違いますから、そこで攻撃を貰わないようにしたいですね」

――大石選手はボクシングで戦うことが多くなっていますが、相手は組技の方を苦手とする選手です。

「そこを踏まえて、総合的に戦おうと思っています。テイクダウンも考えていますし。何かに偏らないで戦っていきたいです」

――以前、フィリピンでも戦っていますが、その経験はいきるでしょうか。

「5年ぐらい前だし、前に来たときは湿気がこんなになかったんです。日本にいるときに調べて、気温が高くて湿気も高いということは頭に入れてきたので、その辺りは環境が違うので気を付けてきたつもりです。ただ、会場は屋内ですし冷房が効いて、湿度は下がるんじゃないかと思っています」

――試合前日の午前中に本計量があって、夜にパブリック用に計量があります。度々対戦相手と顔を合せないといけないのですが、その辺りのスケジューリングに関して戸惑いなどはないですか。

「海外に来ているので、何が起きても仕方がないという気持ちでいます。だから、そういう部分も全て楽しんで行こうと思っています。主催者にとって必要なことを楽しもうというつもりです」

――それは頼もしい限りです。今回はどうなるのか分からないのですが、シンガポールではサイン会など30分ぐらいやっていました。

「それは聞いていないです……。今、言ったばかりなんですけど、30分のサイン会を楽しめるかどうか……(笑)。まぁ、どんな人が来てくれるのか眺めておきます(笑)」

■OFC 09対戦カード

<OFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
[挑戦者]大石幸史(日本)

<OFC暫定世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
岡嵜康悦(米国)

<バンタム級GP決勝/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
上田将勝(日本)

<フライ級/5分3R>
レイ・ドーヨーゲン(フィリピン)
漆谷康宏(日本)

<ミドル級/5分3R>
フィル・バローニ(米国)
鈴木信達(日本)

<ライト級/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
カメル・シャロウス(米国)

<フライ級/5分3R>
ゲヘ・エウスタキーオ(フィリピン)
アンドリュー・レオーネ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ライアン・ディアス(米国)
ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ローウェン・タイナネス(米国)
フェリペ・エノモト(スイス)

<ヘビー級/5分3R>
ティム・シルビア(米国)
トニー・ジョンソンJr(米国)