そんな2人の試合で注目されるのが、両者ともにサウスポーということだ。ロックホールドの距離感はリーチによるところも大きいが、サウスポーで懐が深く、オーソドックスの相手に対して左ミドルが有効だったという点が挙げられる。一方のヴィトーもオーソドックスの相手に対して半歩外側に踏み込んでの左ストレート、左のロングフック、それと同じ軌道で蹴る左ハイキック、この組み合わせを武器としており、オーソドックス対策としてのコンビネーションと言える。

今回はサウスポー同士の対戦となり、2人にとって得意なパターンが使いづらい状況での試合となる。そうなればこれまでの試合で見せていない、もしくはあまり見せていない技の引き出しが必要とされる。

過去の試合からそれを抽出すれば、ロックホールドはデイブ・カマリロに育てられたグラップラーの一面もあり、またテイクダウンゲームに持ち込み、そこで削り勝つ術を持っている。一方のヴィトーも前述したように、ガードポジションからのサブミッションという武器がある。キャリア33戦目のヴィトー、12戦目のロックホールド――打撃の攻防以外で、MMAファイターとしての幅の広さを見せた方が有利に試合を進める一戦になる。

■UFC FX08対戦カード

<ミドル/5分5R>
ヴィトー・ベウフォート(ブラジル)
ルーク・ロックホールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャカレ・ソウザ(ブラジル)
クリス・カモージ(米国)

<ライト級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
エヴァン・ダナム(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ハファエル・ナタウ(ブラジル)
ジョアン・ゼフェリーノ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ハクラン・ディアス(ブラジル)
ニック・レンツ(米国)

<ライト級/5分3R>
フランシスコ・トリナルド(ブラジル)
マイク・リオ(米国)

<ライト級/5分3R>
グレイゾン・チバウ(ブラジル)
ジョン・チョリッシュ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ(ブラジル)
マイケル・プラゼレス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ユーリ・アルカンタラ(ブラジル)
イリアーディ・サントス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ファビオ・マルドナード(米国)
ロジャー・ホレット(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
アザマット・ガシモフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ジュズエ・フォルミーガ(ブラジル)
クリス・カリアソ(米国)

<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
ジェレミー・ラーセン(米国)