人気アイドルの“ももち”こと嗣永桃子が、テレビ番組の企画で「ももち大嫌い」という世間の声を目の前で聞く羽目になった。自分でも女子ウケは悪いと認識していた“ももち”だが、実際に生の声を聞いてショックだったようだ。

ハロプロのアイドルグループ・Berryz工房の嗣永桃子は、“ももち”の愛称でバラエティ番組で活躍している。5月1日の『おじゃマップ』では、ろう人形館で有名人の等身大フィギュアに並んで「5分間バレずに耐え切れるか」という企画に挑戦した。

お台場・デックス東京ビーチにオープンしたマダム・タッソー東京は、世界で人気の等身大フィギュアによるアトラクションだ。マイケル・ジャクソンやマリリン・モンローなど実物そっくりな世界のセレブスターに加えて、マツコ・デラックスや前田敦子など日本人の等身大フィギュアも並ぶ。

今回、“ももち”は大胆にもAKB48の大島優子の等身大フィギュアの隣で、「許してにゃん」のポーズをしてフィギュアになり切った。観客が「そっくり」と感心して写メを撮り冷や冷やする場面もあったが、まさか本物とは思わないのかバレないのだ。だがどうしても目を瞬いてしまう“ももち”は、ついに2人組の女性から疑われてしまう。それでもなんとかバレずに、5分を耐え抜いた。

MCの香取慎吾らは彼女が意外に頑張ったので「凄いね、ももち!」と感心したが、その“ももち”の口から衝撃的な事実が語られたのだ。友達同士と思われる女性2人が「あなたの嫌いなももちじゃん」、「こいつマジ嫌い」と会話していたという。さらに“ももち”は自分では言い辛いとしながらも「“死ねばいいのに”的なことも言われた」と明かしたのである。「女子ウケ悪いのは自分でも分かっていたけど、世間の声を生々しくクリアに聞いてしまった」とさすがの“ももち”もショックだったようだ。

そんな“ももち”の人気は以前とは様相が変わってきたようだ。同じ日に放送された『ライオンのごきげんよう』で彼女が明かしたところでは、Berryz工房のコンサートで“ももち”が発言すると観客から「えーっ!」とブーイングが起きるという。「謝った方がいいですか?」と言うと「いらない、帰れ!」と返ってくるそうだ。

ファンの間でも“カワイイももち”のキャラから“ウザい”キャラへと変化しているのだろうか。それでも、マダム・タッソー東京では大島優子のフィギュアと並んでも同様に写真を撮られるほど人気があるのだ。「ももちマジ嫌い」という声が聞かれるのも、人気者の証といえるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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