スペインで言えばアスレティック・ビルバオも古豪と言われております。
ドイツではメンヘングラッドバッハ以外にも上述のドルトムントやシャルケ等が黄金期を経験しています。
優勝候補筆頭のビッグクラブに対抗しうる中規模のクラブの存在はリーグが盛り上がるためにも絶対に必要であり、そのクラブを支えるファンは熱狂的であることが多いのです。(ビッグクラブに対するアンチ派が大多数を占めていることでしょう!)

但し、これらのクラブが世界に轟くようなビッグクラブとしての印象を与えているかと言えば・・・・解釈は様々だと思いますが決してビッグクラブとは認知されず、ダークホース的扱いをされている場合が殆どではないでしょうか?中には財政的に破綻してしまい見るも無残な状態であるクラブもありました。

クラブの「格」と言う抽象的な差別は評価の仕方は様々であると思いますが、現在の「格」という物はそのクラブ名を聞いた際に個人的に第一印象としてどの様なイメージを持つかで決まるのではないかと思っています。

 我が日本のプロフットボールリーグであるJリーグでは未だこの「格」という物は非常に不鮮明であると思っています。そしてヒエラルキーとしては中位階層と下位階層の分別は可能だと思いますが、トップカテゴリーである上位階層はどのクラブが該当するかが私には正直解らないのです。

経済的基盤により差別化することは本意ではありませんが、やはりリーグとしての魅力を発揮するためにもこの上位階層に属するビッグクラブの台頭が必要であると考えています。

昨シーズンのJリーグチャンピオンの広島はビッグクラブでしょうか?その前のシーズンのチャンピオンである柏は如何でしょうか?強豪ではありますが決してビッグクラブではないと思ってしまっています。

さて・・・・今後Jリーグの盟主たる存在の歴史と実績を誇ることの出来るビッグクラブがどのクラブになるのでしょうか?