昨日のサッカーについて、恐ろしい量の情報が飛び交っている。わざわざ付け加えることは何もないのだが、一応スコアを掲げる。



世界は日本とスペインの実力差をどのように思っていたかを感じさせる表を紹介する。

イギリスの代表的なブックメーカー、ウィリアムヒルが7/12に付けたオッズ。



スペインは九分九厘1位でグループリーグを通過するというのが、世界の見方だったのだ。日本はそれに次ぐが、モロッコと差はほとんどない。これは、今年になってモロッコに負けていることが大きいだろう。

現在の勝敗表。



96年のアトランタ五輪でブラジルに勝った日本は、「マイアミの奇跡」と言われたが、結局得失点差で予選リーグ突破が成らなかった。

今日、NHKでロンドンにいる中田英寿が、勝ったのは良いとして「予選リーグ突破を考えるなら、取れるときに点を取っておくべきだった」と言った。これは重い言葉だ。

そういう意味では、次戦、モロッコに完勝してこそ本物だと言ってよいのだろう。

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