・実演家著作隣接権センター(CPRA)
・日本音楽事業者協会(JAME)
・日本音楽出版社協会(MPA)
・日本音楽制作者連盟(FMPJ)
・株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)
・株式会社イーライセンス
・日本音楽著作権協会(JASRAC)

ネット上では、このシステムが検閲に当たるのでは? または通信を傍受するので「通信の秘密」に抵触するのでは? といった疑問が出てきているようだ。2006年に「ぷららネットワークス」がWinnyの遮断を発表したことに対し、総務省が「通信の秘密の侵害に該当し、違法である」という指摘を行なったことがあるが、結局は「正当な業務行為」である場合に限り容認される形で落ち着いた。

さらに現在では、ほとんどのプロバイダが行っている迷惑メールフィルタリングサービスだが、プロバイダ側のメールサーバー側でフィルタリングする場合は、パケット(通信)を傍受しないと行えないわけで、これも「通信の秘密を侵害するが、正当業務行為であるとして違法ではない」とされている。

今回の違法ダウンロード刑罰化の決定により、この「Fluzo-S」を使った違法ファイルの特定および削除行為もおそらく「通信の秘密を侵害するが、正当業務行為であるとして違法ではない」とされる公算が強いと思われる。

このシステムの利用料はプロバイダ側から徴収しようとしているのだが、権利を守りたいのであれば音楽権利者6団体2社側が負担するのが筋だと思うのだが……。この業界のことはよくわからないが、いつも少し斜め上を行っている気がする。もちろん、今後このシステムがどう稼働して行くのかも注目していきたい。

togetter:JASRACの音楽ファイル検出ツールが憲法第21条の「通信の秘密」に抵触するのではという指摘

togetter:違法音楽ファイルを自動検知するシステム、インターネットの検閲?

■「日本音楽著作権協会」(JASRAC)
■「音楽権利者6団体2社が新たな違法音楽配信対策を推進」
■著作権情報集中処理機構(CDC)

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