ダルビッシュ・武田久のリレーに食いつき延長に持ち込み5対2で勝利した。
今日の勝利は普段の1勝より重い価値があると思う。
敵将・梨田監督のプレーオフのストーリーを粉砕したからだ。

策士、策に溺れる。日本ハム梨田監督の采配に思い出させる言葉だ。
なんでも同じ相手にダルビッシュを何度も続けて当てたくないから
ペナントレース最終戦でダルビッシュを温存して登板させずにCSに向けて調整させたのだ!

クライマックス&日本シリーズに最大5試合投げさせる構想をスポーツ紙が報じていた。
おかげで埼玉西武が奇跡の大逆転でオリックスを1毛差でかわしクライマックスシリーズに出場するきっかけとなった訳だが
気分的にどうも気に食わない。
CS相手はオリックスより西武の方が組みし易いとも感じ取れるからだ。
こうなったら、ダルビッシュを打ち崩して日本ハムに一泡吹かせてやろうじゃない!
そんな気持ちになったのは管理人だけではないはずだ。
一方、ライオンズはというと石井一久・菊池雄星がブルペン入りする一戦必勝体制。
試合が始まると涌井がいきなり2失点。
やってはいけない先制点を与えてしまい終始劣勢のまま試合は進む。
ダルビッシュの剛球に7回4安打で1点取るのが精一杯。
このまま完投か?と思われた瞬間、梨田監督は投手交代してしまう。
まだ100球くらいしか投げていないのに。
これもあと4試合投げさせる為に球数を制限しているのか?
短期決戦では次の試合の事を考えて投手を温存などする必要な無いはずだ。
何にしても、西武のバッター・ファン全員が「この試合まだ終ってないぞ。」という気分となったのは間違いない。
案の定、9回表に同点。11回には3点を奪い逆転勝利した。

CS・日本シリーズ全14試合をどう戦うかを考えていた梨田監督だが
初戦にして、いきなり崖っぷちに立たされた。
果たして立て直す事が出来るのか?注目されよう。