スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督が絶大な信頼を寄せているのが、ビジャレアルの左サイドバック、ジョアン・カプデビラだ。2008年のユーロ、そして2010年南アフリカW杯でも不動のレギュラーとして活躍。ムードメイカーとしても絶対に欠かせない選手となっている。

 そのカプデビラは、2009年10月以降、スペイン代表公式戦連続出場。南アフリカW杯予選、対アルメニア代表戦で欠場以降はスペイン代表公式戦、全試合に出場している。対オーストリア代表、フランス代表、アルゼンチン代表、メキシコ代表との親善試合は欠場したが、公式戦では不動の左サイドバックだ。

 2002年10月16日の親善試合、対パラグアイ代表戦でスペイン代表デビューを飾ったカプデビラは、A代表通算58試合に出場。4ゴールをマークしている。スペインでも人材不足と言われる左サイドバックのポジションでカプデビラは堅実な働きを続け、安定したプレーを続けている。30歳を超えたベテランサイドバックが、経験と献身的な働きでスペイン代表支えている。

(スペイン通信)