東京都葛飾区の金町浄水場では22日、水道水から規制値の2倍以上の放射性ヨウ素が検出されたことから、東京都は同日、同浄水場の水が供給されている東京23区などに対し、乳児の水道水摂取を控えるよう要請した。しかし、24日朝に水を再検査したところ、乳児向け暫定規制値を下回ったため、都は同日、摂取制限を解除した。

 米国でもこのニュースが報じられている。米ニューヨーク・タイムズ紙は、米疾病管理予防センターによると、大人と子供が同量の放射性ヨウ素を摂取する場合、甲状腺の放射線照射の度合いは、新生児は大人より16倍高く、1歳未満の子供は8倍、5歳で4倍だと詳細な見方を紹介している。

 また、妊婦が放射性ヨウ素を摂取する場合、ヨウ素は胎盤を通して胎児に影響を与えるので、妊娠が進むにつれて、胎児の甲状腺にはより多くのヨウ素が吸収されるとし、安定ヨウ素剤が不足している日本の現状から、妊婦と子供たちに安定ヨウ素剤を配給すべきだとする専門家の見方を伝えている。

 一方、米ニューヨーク・デイリーニュース紙は、当局が乳児のいる家庭に、24万本のペットボトルの水を配布すると約束したにもかかわらず、東京ではパニック状態の住民らが、先を争って水を買う事態になったと報じた。また、スーパーマーケットの店員は「このような状況を見るのは初めて」と空になった棚を見て語ったと伝えている。(編集担当:田島波留・山口幸治)



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