やっとリリースできました。
4月2日(土)にチャリティマッチやります。
中田英寿さんのTAKE ACTION FOUNDATIONとシンガポールサッカー協会に全面的な協力をいただき、
「S League Cares. TAKE ACTION with Albirex Niigata Singapore FC」
というイベントを開催させていただきます。

チャリティマッチの開催ついて (アルビレックス新潟シンガポール公式WEB)

チケットの価格や販売方法、詳細は日曜日の記者会見で発表となりますので、
現在のところお伝えできるのはWEBに載っている内容が全てです。
(チケットのお問い合わせで電話が鳴りっぱなしなのですが、まだ何も言えません…)

アルビレックス新潟シンガポールはご存知のように小さなクラブです。
そして我々はサッカーしかできません。
ただ、海外で唯一の日本人だけのプロスポーツクラブとして我々にしかできないことがあると自負しています。
今回の震災に対しては「サッカーで日本をサポートする」ことが我々の使命だと強く思っています。
同時に、我々だけで色々と活動しても、せいぜいメディアを使ってシンガポール国内へ伝えることができる程度。
ハッキリ言って巨大なムーブメントを作るには現状ではやや力不足で、さほどクリティカルな効果(募金の金額)がないことも分かっています。

それでも少しでも日本のためにチカラになりたい――。

そう思っていたところを、ヒデさんが全面的に助けてくれました。
感謝してもしきれません。


Blogを読んでくださってる皆さんにはピンと来るかもしれませんが、
しばらく調整させていただいていたのはこのことでした。
(今も開催に向けて調整は続いていますが…)

3月14日:理事会があってチャリティマッチを提案。
3月16日:シンガポールサッカー協会の担当者と打ち合わせ。チャリティマッチ日時と概要仮決定。
3月17日:ヒデさんに電話。日時と想いくらいしか伝えなかったが「分かりました。前向きに検討します」と。
3月18日:たまたまシンガポールにいらっしゃったTAKE ACTIONの方とシンガポールサッカー協会を交えて打ち合わせ。ほぼGOサイン。

という、考えられないスピード感で全てが進みました。
それだけ関わっているみんなの「何とかしなくちゃ!」という想いが濃縮されていたんだと思います。
ヒデさんの即断、スタッフの方の素早い対応など、皆さんのおかげで影響力のあるイベントが開催できます。
しかも、それらが日本のためのきちんとしたチャリティとなるわけです。
今後も一歩一歩ではありますが、プロスポーツクラブとして一つの役割を果たしたいと思っています。

この試合、何とか日本へもお届けできるように各所調整中です。
まだまだ「それどころじゃない!」と苦しみ続けている皆さんもたくさんいらっしゃるのは十分承知しております。
ですので言葉はきちんと選ばなければなりませんが、
たった90分ではありますが、その時間だけでも、この試合が皆さんの清涼剤になれればと思っています。

【関連記事】
やろう!やろう!
第5節の予定【サッカーから、勇気を。】
たかが、サッカー。
カントナ大先生に会ってきた。
オレたちはファミリーだからね。