レッドソックスの松坂大輔がキャンプ地のフォートマイヤーズに入った。ローテーション5番手に下がった松坂が、メジャー1年目と同じような活躍をするためには、左打者対策に力を入れ、ストライク先行の投球を心がけるべきだとするコラムを地元紙が掲載した(2月10日付ボストン・グローブ)。

 4年前、鳴り物入りでレッドソックスと契約した松坂がキャンプ地に到着したとき、日米の報道陣がわんさと集まり、空港で彼を待ち受けた。しかし、今年、ローテーション5番手となった投手を取り上げるメディアは数少ない。

 この2年ほどは球団との意思疎通、制球力、故障、激しすぎる好不調の波といった問題が目立った。1月末にエプスタインGMは、松坂について「最初の2年はとてもよかった。特に1年目はすばらしかった。2009年はケガで思うように投げられなかったが、昨季はある程度、調子が戻ってきた」と評価した。「昨季は数字が示すよりも投球の内容はよかったと思うので、今年はやってくれるのではないかと期待している」

 松坂は精力的に自主トレーニングを行い、球団とも連絡を取り合っているという。

 松坂の一番の問題は左打者に対する四球が多いことだ。昨季の74四球のうち52が左打者に対するもので、通算では対右の93に対して左には185と、およそ倍だ。新任の投手コーチ、カート・ヤングの手腕が問われる。