ヤンキースのアンディ・ペティート投手が現役引退を表明した(2月4日付公式HP)。

 金曜日、ヤンキースタジアムで記者会見に臨んだペティートは「投げたい」という気持ちがなくなったと述べた。しかし、葛藤はあり、つい2週間前は現役続行に傾いていたとも明かした。

 1月に入ってからはトレーニングを開始し、身体は投げられる状態になったが「心がマウンドに戻ってこなかった」という。「5日ごとの登板はもうない。このあとなにをするかはまだ決めていないが、家族と過ごす時間を優先したい」

 昨年10月の最後となったプレーオフ登板のあとで、引退の気持ちをほぼ固めたが、最終的に「やるべきことはやった」と決断したのは先週末だという。

 今年の夏に予定されているロジャー・クレメンスの裁判(筋肉増強剤使用に関する偽証罪)で、検察側の証人として出廷することになっており、このことが引退の決断に影響を与えたのではないかと取りざたされていたが、ペティートは「まったく影響はない」ときっぱりと否定した。

 通算240勝は左腕として歴代13位。ポストシーズンの19勝、42登板、263イニングはいずれも最多で、ヤンキースで5度もワールドチャンピオンになった。