カンプ・ノウで行われるリーガ折り返しとなるバルサ対ラシン・サンタンデール戦。カンタブリア州知事のミゲル・アンヘル・レビジャ氏は、バルサとの対戦について、「バルサは無敵。バルサの選手の誰かが悪い物でも食べれば別だが、我々が引き分けるか、勝つ可能性はほんのわずかだ。小説家、ガルシア・マルケスの『予告された殺人の記録』のようなもの」と完敗を覚悟している。

 試合前からいきなりの負け宣言。しかし、バルサとの力の差を考えると当然のコメントとも受け取れる。「バルサに今勝てるチームはほとんどない。我々などもっと可能性が低い。今シーズンはぎりぎりの状態で戦っている。サンタンデールに来ることができなかったサンドロ・ロセイ会長に挨拶する良い機会だが、カンプ・ノウには行かない。私はマゾではないからね」とミゲル・アンヘル州知事は続けた。

 インド人のオーナーになることが決まったラシン・サンタンデール。クラブの変革期に迎える大事な首位バルサとの対戦だが、カンタブリア州知事は完全に諦めムード。今シーズン最大の目標が1部残留なだけにバルサ戦の黒星はある程度予測しているということだろうが、それにしても試合前の発言としては軽率過ぎるコメントだった。

(スペイン通信)