地元開催の利なく…アフリカ勢の低調は「実利サッカー」への不適応
サッカー・ワールドカップ史上初めてアフリカ大陸で開催されている今大会。「ご当所」であるアフリカ勢6チームの活躍が大いに期待されたが、どうやらその多くがグループリーグで敗退となりそうだ。騰訊網はその原因について「実利サッカーが野性サッカーを封じた」とする記事を掲載した。
大会の開幕ゲームで、南アフリカはメキシコと1−1で引き分けてアフリカ勢はまずまずのスタートを切った。しかし、ナイジェリア、アルジェリア、カメルーンはいずれも0−1で敗れ、コートジボワールは0−0、ガーナは1−1と引き分けるという、勝ち星なしの低調な「第1節」となってしまった。次節に入ると状況はさらに悪化、アフリカ勢で唯一の勝利を挙げたガーナと、イングランドと「勝ちに等しい」引き分けに持ち込んだアルジェリア以外の4チームはすべて敗戦。6チーム中4チームがリーグ最下位に沈み、敗退が決まったカメルーンのほか、ガーナを除く4チームも決勝トーナメント進出が厳しくなっている。
最近の大会を振り返ってみると、決勝トーナメントに進出するアフリカ勢はほぼ1チームとなっており、今大会も順当といえば順当かもしれない。しかし、地元開催という大きな期待を裏切りつつあるのも事実だ。記事ではアフリカ勢が活躍できない原因として、世界の流れが「スタープレーヤーが魅せるサッカー」から「実利主義サッカー」に移行している中で、アフリカ勢はチームの協調性を欠き、スター選手が暴れ回る試合スタイルから脱却できていないことを指摘した。その象徴的な試合として日本−カメルーン戦を挙げ、「堅い守りがしかれたピッチ上には、すでにエトーのための空間はなかった」評した。
今日から始まるグループリーグ最終戦で、意地を見せることができるだろうか。(編集担当:柳川俊之)
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